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プレトライアル詳細

どうも、金曜日担当の三輪です。

えっ?今日は木曜日だから長谷川が担当じゃないのかって?

まぁ、大晦日なんですから、固いことは言わないでください。


今日は今年2009年の総決算として、

何と12月20日(日)に実施したプレトライアルの内容を大公開しちゃいたいと思います。

是非ご覧ください。


このプレトライアルでは、我が武山ゼミのARG班以外のメンバーやその知り合い、

そして来年武山ゼミに入りたいと思っている2年生を含めた

計15人に参加してもらいました。


このプレトライアルでは、携帯電話のメールを主なデバイスとして使いました。

全体の流れとして、参加者は物語の主人公である佐竹祐介とメールをやり取りする事で、

下北沢の街を回遊し、真相が明らかになるゴールを目指します。


プレトライアル中、ARG班のメンバーは受付担当、メール配信担当、役者担当、

参加者観察担当に分かれて、運営をしていました。

受付担当:西村、三輪(受付終了後、参加者観察担当)

メール配信担当:勝田、鈴木、長谷川

役者担当:西谷


では、細かい流れを説明していきます。

最初、参加者は下北沢駅の北口に集合してもらい、運営側から全体の流れを説明した後、

回遊用の地図と登場人物の説明が書かれたフライヤーが手渡されます。


登場人物の説明を読んでいると、主人公の祐介から、彼の所属バンドのライブに

やってきた体で参加者にメールが届きます。

内容は、バンドのメンバーで、彼の幼馴染みである哲郎と沙織が

まだ到着していないのだが、祐介は会場設営に忙しい状態なので、

時間を潰せる下北沢のスポットを紹介するので、回ってきてほしいというもの。

参加者はその場所へ行って時間を潰します。


しかし、なかなか哲郎と沙織の2人は姿を表さないので、

祐介は参加者に哲郎の姉が働いているアクセサリーショップに行って、

彼女から2人の居場所を聞いてきてほしいと頼まれます。

ところが、哲郎の姉に哲郎の事を聞いても、

「自分は一人っ子で、そんな人は知らない。祐介さんとか言う人に確認を取ってくれ。」

と言われてしまいます。


それを祐介に伝えると、彼は物理学者である彼の父が昔調べていた

「平行世界」に関する記述が残されているブログの存在を思い出します。

そのブログを読むと、平行世界の存在が

下北沢の地で発生していた「神隠し」の原因であり、

祐介の父は自分の平行世界を行き来した経験を

パスワードが付いた別のブログに隠した事がわかります。


そして、そのブログに載っている地図を頼りに街中に散りばめられたヒントを集めると、

そのブログのパスワードとなり、とうとう神隠しの原因が明らかになります。

そのブログによると、祐介の父は参加者達がいる世界とは別の世界の住民で、

下北沢のカフェにある絵本を介して、平行世界を行き来できる事がわかります。

しかし、そのためには、絵本を探し出すだけでなく、

行き来する人が、何かしら強い想いを持っていなければならない事を知ります。

この内容を祐介に伝えると、彼は参加者がいる世界にやってくる前に、

好意を抱いている沙織が幼馴染みの哲郎が男女の仲になっていた現場を目撃した事を

教えてくれ、これが祐介が参加者がいる世界にやってきた理由だと言われます。


核心にせまってきたワクワク感を楽しみつつ、

最後に載っている下記のビルディングパズルを解き、

参加者はとあるカフェにたどり着きます。



そこには、祐介と哲郎、そして沙織の3人の幼少から現在までが描かれいる

絵本が置いてありました。

なんと、もう1つの世界とは「この絵本の世界」のことだったのです。

更に、中を詳しく読んでみると、祐介が目撃した現場は、

実は沙織が哲郎に祐介に告白すべきか否かを相談をしていただけだったのです。

つまり、祐介と沙織は両思いだったのです。

絵本の写メールと共に、この事実を祐介に伝えると、

彼は沙織への強い思いを手に入れ、無事写メールを介して、

絵本の世界に戻っていきました。


長くなりましたが、以上がプレトライアルの細かい内容です。

こう書くと、代替現実感が味わえそうな感覚を抱かれる人がいると思いますが、

以前に書かれた反省にもあったように、

参加者がパズルを解くのに集中するあまり、

祐介への返信を忘れるパターンが続出した結果、

物語への理解が薄いままゴールにたどり着く参加者が後を絶ちませんでした。

また、物語を進める間に、街に点在している宝箱を見つけ出す要素も

組み込みましたが、参加者のほとんどが半分も見つけてくれなかったり、

物語との関連性が薄いなどの反省点が出ました。

まだ、数えきれないくらいの気づきがありましたが、

詳細は以前書かれたプレの反省を参照してください。


長々と書いてきましたが、僕たちARG班はこの反省点を活かし、

年末年始を返上して、1月9日、10日の本トライアルに向けて頑張っておりますので、

どうぞよろしくお願いします。

それでは、よいお年をお過ごし下さい。


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