こんばんは。
火曜担当の末田文吾です。
今日も引き続き一昨日おこなったプレトライアルに関してです。
当日の私の担当は、参加者と一緒に下北沢を回り、気付きや感じたことをメモするという役割でした。
一緒に回った参加者の様子はこのようなものでした。
女子高生だったため、ARGとはどういったものなのか全く知らない状態での参加でした。
また、開始時で説明不足だったために、始めのうちは道に設置された宝箱を探す企画と勘違いしていました。
しかし、街歩きを楽しんでもらうということは成功していたと思います。
実際にその時の参加者からの意見でも、街歩きを満喫でき、普段なら行きにくい下北沢の場所にも積極的に行くことができて、非常に楽しかったということも言っていただけました。
その一方で、ARGに関して知識を持っていた参加者からは痛烈な意見を伺えました。おそらく、プレトライアルがARGと呼べるものなのか疑問に思うような内容だったからだと思います。
私たちが目指しているものは、コアなARGファンが満足するような、ARG要素の強いものではなく、ARGと観光を部分的に融合させた、新しい街歩き体験の提案です。
本トライアルでも、ARGARGしたものになるとは限りませんが、参加者の方全員が終わった後に「非常に楽しかった」と言ってもらえるように、全力でがんばっていきたいと思っています。
そのように本トライアルで私たちができる最高のものを提供したいと考えているため、このプレトライアルでの厳しい指摘を真摯に受けとめ、有意義に活用していきたいと思っています。
多くの意見を伺えましたが、そこでの大きな反省点を挙げさせていただきます。
【スタート時の配慮に関して】
急に物語に入り込ますような仕掛けをしていたために、参加者が状況を理解するのに精一杯になってしまっていました。また、ARGに必要な要素である、物語世界と現実世界の融合(alternative real感)を感じにくい結果になってしまっていました。
また、現在明かしている物語の世界観では、内容をそこまで把握できないため、さらに情報を増やした方がよいという指摘を受けました。
【参加者同士のコミュニケーションに関して】
今回はキャラクターと参加者側との間でのメールコミュニケーションが主な進行ツールだったが、キャラクターとのやりとりをするたびに距離感が離れていく感覚があったという指摘を受けました。
さらに、今回のメールにはキャラクターとのメールコミュニケーションとメールストーリーテリングの2通りの内容が含まれており、混雑していたという指摘も受けました。
【企画全般に関して】
今回のARG内で、強引に宝探しの内容も含めてしまっていたために、各企画に統一感がなく、バラバラな印象を受けたという指摘も受けました。
ここで挙げさせていただいた指摘の他にも細々とした指摘も伺っており、今回の指摘を受けて、2010年1月9、10日におこなう本企画ではプレトライアルとは大幅に変えた内容になると思います。
しかし、そのような指摘を改善して、街歩きをさらに楽しんでいただけるようにこれからも全力で取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
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