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091216 Field Research

7期の西村です。

本日のARGチームはフィールドリサーチを目的に下北沢へ行ってきました。
トライアルに向けて、実際のギミックや背景ストーリーを確認しながら、
プレイヤーが当日どのように動くかを想定しながら回りました。
フィールドリサーチはミーテイングや事例調査では想定できない視点を得ることができます。

今日の気づきを出してみると以下の項目が挙げられます。


①屋外の環境
実際のルートを回ることによって、
屋外の環境がどのようにプレイヤーに関わってくるかがわかってきます。
例えば、外の気温が低く、あまり長い間同じ場所で立ち止まることが辛かったり、
ルートを示すランドマークが複数の選択肢を生み出す可能性があったり、
ギミックを解くために入れるカフェが近くにあるかだったり、
狭い道で複数人が立ち止まることができないなど、
実際そのロケーションを歩いてみて気づくことが多かったです。


②回遊ルート
ARGでは参加者にできるだけ、その地域の多くを知ってもらいたいので、
回遊ルートは可能な限り、異なるもの、同じ道を通ることなく、
設定したい所です。
参加者はその地域を全く知らないという方も想定されます。
なので、ストーリーを展開していくうちに
自然に地域の面白い通りや特徴ある道を通るような
設計をすることが参加者の満足度にもつながると思います。


③時間
さらに時間も気にしながらフィールドリサーチを行いました。
ARGでは複数のグループを回遊させます。
当然、複数のグループが同じギミックやポイントで重なることは避けたい所です。
複数のルートを用意することで回避することも
可能ですが、グループによって回遊するスピードやギミックを解く時間は違いますし、
地域のお店に興味をもってのぞいたり、
買い物をしたりすることでストーリー展開の速度は変わってきます。
(地域の観光してもらうことも我々の目的のひとつですが)
これらを想定して、設計だったり、本番の運営をしていかなければなりません。

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