こんばんは。
月曜日は毎度更新が遅れてしまい申し訳ありません。
本日も昨日に引き続き勝田が書かせていただきます。
とはいっても、今日はARGのことは書きません。
twitterでも多少tweetさせていただきましたが、本日は、ARG班他3つのプロジェクトを抱えている武山研究会のオープンゼミが行われましたので、そちらについて書かさせていただきます。
武山研究会は3年生と4年生で構成されているため、この時期は2年生を対象にした説明会が多く開かれています。そして、そのなかでも今日行われた第3回目のオープンゼミは、2年生も巻き込んだワークショップ形式で行われました。
どのようなワークショップを行ったかというと、まず、2年生から4年生までの混成6人チームを8つ作りました。そして、グループごとに「20年後の社会はこうなっていたらいいな」というテーマにそってディスカッションをし、1枚の大きな模造紙にその社会を描き、最後にプレゼンテーションをするといった流れでした。
だいぶざっくりとしたテーマでしたが、みんな楽しみながらできたようです。
全部で8つのアイデアが発表されたわけですが、個人的な主観でおもしろいと感じた3つを簡単に紹介させていただきたいと思います。
1.ビジュアルキャンセリング
現在は、壁という存在が物理的に部屋を遮断しているが、20年後には物理的な壁というものは一切なく、煙と空気によって視覚をさえぎる新しい壁と言う概念が普及していてほしいといったアイデアでした。
つまり、20年後で言うところの壁は煙と空気の流れによって構成されていて、画一的な壁というものはなく、いつでも好きなときに、好きな場所に壁を設けることができるサービス案でした。
2.×ゴミを捨てる ○ゴミを戻す
ゴミ箱にゴミを捨てるといった概念が20年後にはなくなっていることを描いた班です。
例えばティッシュのゴミをTRASH BOXに入れる場合。
20年後には、それはティッシュを「捨てる」という行為ではなく、ティッシュを「戻す」という価値観に変わっているのだと。具体的には、TRASH BOXに「戻された」ゴミは、そのまま家庭内リサイクル装置によって即分解、再構成され、また新しいティッシュとしてその家庭のティッシュボックスに戻ってくるという、家庭内エコサイクルを作ろうといったアイデアです。
3.コミュニケーションの視覚化
エアタグとサトラレを掛け合わせたようなサービス案でした。
人々の脳みそになんとかチップを埋め込むと、心の中で思ったことが文字としてその人の頭の上にビジュアル表示されるといった内容でした。
もう少し具体的に説明すると、このサービスは日常的なコミュニケーションに使われるというよりは、言葉を話せない動物や、植物人間とのコミュニケーションを実現させたり、「黄色信号だけど行ってしまおう」とふと思ってしまった瞬間を捉えて交通規制を図ったり、裁判の証言でウソの証言をさせないようにしたりと、様々なシーンで応用が可能なサービスでした。
かなりざっくりとした説明となってしまいましたが、実現可能性はいったん置いておいた上で、本当にどれもあったらユニークな社会になるなぁと思わせるアイデアばかりでした。
私たちのゼミでは当然、実現可能性といったものもある程度考慮する必要はあります。
それを念頭においた上で、自分の強みや好みを活かし、自由に発想をふくらませることで、消費者に受け入れられる新しいサービスを社会に提供していき、新しい価値観を創出していくことこそが、私たち武山研究会の使命とも言えると思います。
私たちARG班はARGを研究し、これを通して、今後の日本(あるいは世界)にどう貢献できるか、なにをもたらせることができるのか。
そういったことも考えながら研究をしていきたいなと改めて思い出させてくれたオープンゼミでした。
今週末は下北沢トライアルのプレトライアルです。
とりあえずはそれに向けてガリガリがんばっていこうと思います。
それでは以上です。
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